nickaseを使用する方法はオフターゲット効果のような非特異な切断を
押さえるためと理解しております。質問者様の目的とは異なるのでは。
nickaseはニックしか入れないので単独ではゲノム切断ができない。そこで2種類のガイドRNA発現プラスミド(それぞれ+鎖‐鎖にアニーリング)を同時にトランスフェクションし、+鎖‐鎖にそれぞれニックを入れることでゲノムを切断する。その際、効率的なゲノムの切断には2種類のガイドRNAの標的配列を20b以内に設計する必要があるとされています。
と理解していますがいかがでしょうか。
なお、この方法でいくつかKO細胞を拾っていますが、ゲノム編集は数bpから500bpの欠損および挿入があることをシークエンスで確認しております。(多くが数十bpの欠損でした) |
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