要はエンドトキシンがどれだけ除けているかということで、エンドトキシンがあるとトランスフェクションで細胞が死んでしまうのかこまるんですよね。カラム系のキットなんかでもトランスフェクション可能であることを保証しているものは低エンドトキシンの精製ができる製品です。能書きにエンドトキシンやトランスフェクションへの適応について書かれていないなら、その点は保証しませんよということ。
もっとも細胞によってエンドトキシンの感受性が違うので、エンドトキシンフリーを保証したシステムじゃないと絶対ダメとは言い切れない。実際、ミニプレップ用のスピンカラムで十分な細胞株もある。
その点で言うと、
>普段はMidi kitでプラスミドを取り、PCIとエタ沈で精製したものを用いています。
PCI, EtOH pptではエンドトキシン除去にはほとんど効果ないですから、お使いの細胞ではMidi kit(これはエンドトキシンフリーは保証されていないですね、たぶん)だけで十分ということじゃないか。
だったら、QIAprep Spin Miniprep Kitでも大丈夫な可能性はある。けれど、PCI, EtOH pptが必須かどうかは疑問。 |
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