メチルセルロース培地や非接着性dishを用いたスフィア・フォーメーションアッセイに関してお尋ねします。この方法はin vitro tumor formation assayや非足場依存性試験、未分化細胞の維持・単利などに利用されているようですが、この度 利用している細胞が癌幹細胞であることを示すために行おうと考えています(in vivoでの腫瘍形成は確認済み。レフリーに だめ押しを求められて)。
一般的には無血清培地にbFGF, EGFを加えて非接着条件下で培養するようですが、何故無血清条件なのでしょうか?理由の一つは、「この方法は元々神経幹細胞の培養方法で、血清を加えると分化してしまうから」だそうですが、では、分化しないような細胞なら血清含有培地(通常のculture medium)でアッセイしても良いのでしょうか?
「実験条件下の腫瘍は皮下で作ることが多く、そこは無血清条件下だから」という理由も聞きましたが、癌細胞は血流に乗って転移することもあるはずで、必ずしも無血清条件を設定する必要はないように思います。
またプロトコールによっては、B27 supplement等 添加して行う場合もあるようですが、添加物はどこまで許されるのでしょうか?
この手の実験の経験がなく、いまいち基準が良くわかりません。ご存知の方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします。 |
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