例えばコントロールの分布はかなり小さい範囲に分散していてテストのグループの分散が広くなっていたとします。もう少し具体的にいうなら、健常人とある疾病を患っている患者でその病気に関係するシグナル伝達の中の一つの分子を見たとします。患者ではそのシグナル伝達に異常があるのはわかっていますが、その分子の上流から異常を起こしている例もあり下流から起こしている場合もある場合、それに加えてフィードバック制御も絡んでいるとすると、患者でのその分子の量は多くなることもあれば少なくなることもあるし、変わらないこともあるという推測ができます。そういう場合は有意に上がるとか下がるという検定はできませんが、どうやら分散が変わることを検定できるという話を聞いたことがあります。
どなたかご存じの方いらっしゃいませんでしょうか? |
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