タンパクBのエンドゾームへの局在は、細胞外から添加した場合にのみ見られ、内在性に発現(あるいは強制発現)したタンパクBはエンドゾームに分布しないのでしょうか? タンパクAと共沈するという事は、エンドゾームを含めた細胞膜に分布するような気がするのですが、イメージングやフラクショネーションでは検出困難なレベルということでしょうか? 細胞外から添加した場合と、細胞内から発現した場合で、局在が異なれば、co-IPの結果は変わってきますよね。
ちなみに、タンパクBは分泌タンパクでしょうか? シグナルペプチドはありますか? 細胞外から添加する実験を行っている事から、何となく分泌タンパクのように思っていたのですが、細胞内から発現した場合は「主に細胞質に分布する」と最初に書いてあるので、ちょっと疑問に思いました。
「タンパクA発現細胞では優位にタンパクBの細胞内への局在が増える」理由については、タンパクA発現により、タンパクBの取り込みが亢進している可能性もありますね。もし、タンパクAとの結合によりトラップされているならば、取り込まれたタンパクBはタンパクAが局在する細胞膜やエンドゾームに局在すると思われ、イメージングやフラクショネーションで確認できれば、その可能性が高まるような気がします。 |
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