TSさん、どうもありがとうございます。古典的な前処理の中で、どうするのが良いか聞いてみたいと思ったのが、このトピックを立てたきっかけだったのですが、RepCellのような製品が出ている事を教えて頂ける事も、本当にありがたいと思っています。
で、比較的安価で古典的な方法の中では、まずEDTA単独での処理を考えましたが、この場合、細胞ー細胞間の接着と、細胞ー細胞外基質の接着の、どちらに優位に効くのか(できれば、後者を優位に阻害したいです)よく考える必要がありそうです。トリプシンーEDTAで処理中の細胞を顕微鏡でみると、この細胞の場合、まず細胞間接着がとれて、シングルセル様の状態でプレートに張り付いた状態から、最終的にはがれてきます。最初の細胞間接着をとる過程で効いているのが、トリプシンなのか、EDTAなのか、両者の協調によるのか、実験してみないと分からない面もあるので、EDTA単独とトリプシン単独の処理を次の継代でためしてみようと思っているところですが、これではがれた細胞をRepCellに撒いたらどうなるか、見てみたい気もします。
TrpLE Expressは基本的にトリプシン-EDTAと同じ作用機序のようなのですが、どうでしょうか?また、ほかの酵素や細胞剥離用の製品で、細胞ー細胞外基質の接着に優位に効くものがあれば、試してみたいと思うのですが、、、 |
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