ヒト全血より好酸球を単離しmRNA化、逆転写を行いPCRにかけているのですがACTBが回らないケースがかなり多く難渋しております。
自分の手技に伴うものを最も考えBEAS2Bなどcell lineの細胞を用いて同様の手順で行うと特に問題なく検査自体を行うことが可能でした。
@ 全血をフィコール分離しDDWでlysis
A cell cover処理を施しMACSで好酸球を単離
(細胞数は1×10 6乗〜1×10 5乗までいろいろと段階をふってみましたが細胞数が少ない場合はうまくいかず、多い場合はうまくいくといった傾向も認めませんでした)
B IsogenUを用いてmRNA化 (この時点で分光光度計を用い50-100ng/μLであることを確認。同検体より最低8μL以上を使用)
C superscriptVを用いたkitでcDNAを作成
D taqmanプローブを使用しPCR
簡便ですが上記手順で行っており、どなたかもしアドバイスをいただけましたら幸いです。 |
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