PCRにおけるnegative contorlの増幅についての質問です。
マウス由来細胞のcDNAからのRT-PCRを行おうとしているのですが、
negative controlである水を用いても目的遺伝子と同じサイズのバンドが検出されていることに困っています。
方法;Sybergreen法
primer;RNase free waterに溶解して保存。exonをまたぐ。スクリューキャップチューブに保存
mastermix;TOYOBO THUNDERBIRD
PCR cycle
95C 60s
95C 15s, 60C 30s )x45
4C
水について;RNase free water をクリーンベンチでγ滅菌チューブに分注し、-30C保存。
この方法でprelimi実験でPCRをかけた際、水においてもはっきりとバンドが見えてしまいます。endogenous gene;β-actinにおいてもバンドが確認されています。
mastermixを新規に開封しても変わらず、
水については別の実験系PCRで増幅が確認されないことから水へのコンタミは考えにくいと思います。
また、exonをまたいでいること、マウスのDNA配列を認識していることから、自身のgDNAがなんらかの方法でコンタミしたためだとは考えておりません。
reaction mixの調製は通常の実験ベンチでゴム手袋、マスク、白衣を着用して行っております。すべてフィルター付きチップを使用しています。
コンタミ以外の非特異的な増幅について、あるいは考えられるコンタミの方法について、ご意見があればご教授願います。 |
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