IRdyeならば、感覚的には特に抗体との相性が悪くなければふつうのELCplusよりも感度はやや良いぐらいの印象がありますね。特にラビット抗体との相性がいいって昔ラボの人が言ってた気がします。
気になるのは非変性条件で可溶化、ってところなんですが、非変性ということはそもそもSDSとかもあんまり入ってないってことですか?SDSpageでその特殊な可溶化条件を用いる理由はなんでしょうか?いずれにせよDNAに結合するようなタンパク質の場合は非変性というか、triton程度の弱い条件で回収するとヒストン等と一緒に結構沈殿に残ると思うのでちゃんと回収できてない可能性はあるとおもいます。可能ならば、一度サンプルバッファーでsonicationとボイルするなどの全回収のプロトコールでも検出されないのかは確認すべきかな〜と思います。
300は確かにデカいですが、通常のウエットの方法でちょっと長めにトランスファーして全く見えないということもないと思うので、有名な比較的アバンダントなタンパクの抗体ならば特殊なことをしなくても見えると思いますけどね。2次抗体との相性が悪いなんてことはもちろん考えられますが。 |
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