些細な疑問ですが、293やHeLaを実験に使用しています。
継代時にはトリプシン処理し、その後10% FBS DMEM ( complete medium, 以下CM)で中和後、遠心しています。今のラボでは私しか細胞培養を行っておらず、現在のFBSボトルも残り僅かで、たった私のために次のFBSのロットチェックはしていただけそうにもありません。
今あるFBSを有効に使う策を考えています。
これまでトリプシン処理の中和は、直前まで使用していたold mediumで行っていました。
ただ、中には細胞死が多かったりして、古い培地はそのまま捨てたり、ということも多々あります。そこで「トリプシン中和専用のmedium」を作ろうと考えています。
今回の質問は、その際のFBSの濃度です。1%でも十分なのか、0.1%でも十分なのかという質問です。もちろんトリプシン容量に対して何倍加えるかが重要になってきますが、だいたいトリプシンを5-10倍希釈で行うとした場合を質問したいです。
以前誤って293Tのトリプシン後の中和をPBSやOPTI-MEM1でやってしまったことがあります。その際、遠心で細胞が死ぬかなと思っていましたが、結局その少量だけをpassageしたんですが、全く問題ありませんでした。
些細な質問で恐縮しておりますが、よろしくお願い致します。 |
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