初めての投稿で失礼します。
現在、あるmiRNAによる癌細胞のアポトーシス抑制効果を調べるため、様々な悪性腫瘍由来細胞株(接着系)にmiRNA mimicをLipofectamine RNAiMAXを用いてtransient transfectionし、DeadEnd Fluorometric TUNEL Systemでアポトーシス細胞の検出を検討しています。
TUNELのポジコンとして、パーミライズ後にDNase処理したサンプルはしっかり陽性に染まります(promega推奨のポジコン作成法です)。しかし、アポトーシス誘導できるはずのactinomycin D添加サンプルや、目的のmiRNA添加サンプル、無血清でtransfectしたサンプルなどでは全く染まりません。
予備実験で、transfectionのタイムコース、mimicの濃度などは検討しており、参考文献等からも、DNase以外で全く染まらない(actinomycin Dも含め)のは何故だろうと頭を悩ませております。
過去の研究報告すべてを鵜呑みにはしておりませんが、DNaseのようなものでなく、actinomycin Dやanti-Fas Ab、無血清培地で培養などなど、いわゆるアポトーシスを起こさせても細胞がTUNELで染まらない原因が何かわかる方、同じような現象を解決できた方、お知恵をお貸しください。
よろしくお願いいたします。 |
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