大杉です。血清の場合、血清1μl+SDS-sample buffer (1x)100μlで混ぜたものを5~10μl/laneで流してますが、それでもまだ少し多い感じです。ただ、それでは少なすぎて目指す蛋白質が検出できないこともあるとおもいます。それで、
たとえば、albuminが邪魔ならば、除去キットはいろいろ販売されているので、試してみて下さい。あるいはブルーセファロースみたいな色素の担体もalb除去に使えます。お金の面であれなら、硫安分画法してから透析するのがいいでしょう。IgGの除去ならprotein A and/or Gの担体を使えば出来ます。
ただ大事な事は、これらの方法はalbuminやigGだけを特異的に除去するという保証はなにもないことです。分画、精製過程で目指すものもいっしょに失われる可能性もあります。特に微量のものはおもわぬ事故で途中でどっかに行ってしまうことも起こりえます。 |
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