4月から所属が変更になり新しく研究を開始しようとしています。
前所属でもHUVECを使用していたので今の所でも培養しようとしております。
液体窒素の凍結状態から起こしたときはコラーゲンコートしたプレートに接着し、増殖するのですが、一度、トリプシン処理を行うと接着せず、増えません。
前所属ではこのような経験はありませんでした。
継代・培養条件は以下の通りです。
PBS(-)/1mM EDTAで洗浄
↓
0.05% Trypsin/EDTAで処理 室温2-3分
↓
培地を添加し、細胞を回収
↓
800rpm 5min遠心し、細胞を回収、プレートに播種
コラーゲンコートはニッタゼラチンのものを使用、培地はLONZA EBM-2+添加因子です。Trypsinは以前はGibcoのものを使用、現在は所属先にあったnacalaiのものを使っております。コラーゲン、培地は以前と同じです。
前回の培養時に播種前の細胞をトリパンブルーで染色したところ、特に傷害を受けた細胞も見受けられませんでした。
Trypsinによって細胞に合う、合わないはあるのでしょうか?
いろいろ考えてみたのですが、ほかに原因が思いつきませんでした。
アドバイスを頂けると幸いです。 |
|