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LC3-Iやtotal LC3の意義 トピック削除
No.5070-TOPIC - 2016/05/18 (水) 11:48:05 - ぴー
オートファジーの評価についてなのですが、一般的にオートファゴソームの膜に局在することから指標としてLC3-II(正確にはLC3-II flux)が使用されていると思います。
一方で、LC3 mRNAでオートファジーの活性指標を調べている論文も多いことから
翻訳されてできたタンパク質量も指標になり得るのでしょうか?
例えばtotal LC3(LC3-I+LC3-II)やLC3-Iの量もオートファジー関連遺伝子の転写翻訳活性の指標に使える気がするのですがいかがでしょうか。
 
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No.5070-10 - 2016/05/19 (木) 16:31:09 - ぴー
質問者です。たいへん参考になりました。

ひとまず今の動物サンプルだけではリポファジーの関与を決定づけることは難しいと思いますので、細胞実験や追加の動物実験(飼育だけで1年近くかかりますが…)を頑張ってみようと思います。

ありがとうございました!

(無題) 削除/引用
No.5070-9 - 2016/05/19 (木) 08:25:57 - おお
http://www.cell.com/cell-metabolism/pdfExtended/S1550-4131(15)00524-0
コレなんか参考になりそうな気がしますが。。。
LC3とラベルされた脂質を組織学的に見ているようです。

(無題) 削除/引用
No.5070-8 - 2016/05/19 (木) 00:04:16 - おお
独り言さんがおっしゃるように、mRNAや蛋白だけでは直接的根拠にならないので、何をまず言おうとしているのか聞いた次第です。要するにリポファジーが起こっているかをみたいのですね。
脂肪肝の脂肪がリポファジーによって除かれるときその脂肪はどのようになるのですが、反応が起こって脂肪の化学的変化が起こるのですか?それならその産物の量を測るとか(直接でも何かラベルが入れれたらラベルを利用してでも)が直接的でいいのではないでしょうが。ラベルを入れた状態で細胞内分布を顕微鏡で見れれば何か示唆的なデーターが得られるかもしれません。動物レベルの実験ってたしかに難しそうですね。細胞レベルの実験で脇を固めておくのもやり方かもしれません。

(無題) 削除/引用
No.5070-7 - 2016/05/18 (水) 22:22:41 - 独り言
LC3のmRNAの増加や、タンパク質量の変化は、オートファジー活性になんからの意味があるかもしれませんが、誘導していると言うには弱いと思います。

(無題) 削除/引用
No.5070-6 - 2016/05/18 (水) 16:30:30 - ぴー
ご存知かとは思いますが、LC3-IIは絶食や食事のタイミングなどでダイナミックに変化します。
なので、仮に投与成分でリポファジーが毎日少しずつ亢進していたとしても肝心のサンプリングの際、絶食後に解剖をしていればマクロオートファジーは軒並み亢進された状態になっており、評価が難しいと考えます。
その点、mRNA量であれば絶食等による変化はかなり遅れて応答するという論文が出ておりましたので、mRNAやtotalのタンパク質量そのものは上記の条件でも大きく変動しないと推察されます。

ですので今回のような質問となりました。

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No.5070-5 - 2016/05/18 (水) 16:18:02 - PS
脂肪肝とその改善にリポファジーな絡んでることを確認したくてですね。
投与成分もリポファジーを亢進する報告があるものでして。

論文見た限りだとLC3やp62の変化で評価してるみたいなんですよね。
で、今回は肝臓脂質量とp62の変化が綺麗に一致してたので関与を疑ったわけです

(無題) 削除/引用
No.5070-4 - 2016/05/18 (水) 16:09:05 - おお
オートファジー関連遺伝子の転写翻訳活性をしらべて、脂質量の変化におけるリポファジーの関与を確認???
わからんくなってきた。。。

(無題) 削除/引用
No.5070-3 - 2016/05/18 (水) 15:48:33 - ぴー
前者ですね。脂質量の変化におけるリポファジーの関与を確認したいのです。
p62は動いているのですがLC3-IIだと差はなくて。ただ、total LC3やLC3-Iには変化がありましたので、そのデータでどこまで議論できるかなと。

(無題) 削除/引用
No.5070-2 - 2016/05/18 (水) 12:10:13 - おお

オートファジー関連遺伝子の転写翻訳活性の指標を考えているのか、オートファジーが起こっているかをの指標を考えているのか、起こるポテンシャルの指標と考えているのかどれですか?

LC3-Iやtotal LC3の意義 削除/引用
No.5070-1 - 2016/05/18 (水) 11:48:05 - ぴー
オートファジーの評価についてなのですが、一般的にオートファゴソームの膜に局在することから指標としてLC3-II(正確にはLC3-II flux)が使用されていると思います。
一方で、LC3 mRNAでオートファジーの活性指標を調べている論文も多いことから
翻訳されてできたタンパク質量も指標になり得るのでしょうか?
例えばtotal LC3(LC3-I+LC3-II)やLC3-Iの量もオートファジー関連遺伝子の転写翻訳活性の指標に使える気がするのですがいかがでしょうか。

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