とりあえずこの実験でHBSSはまずいだろうと気がついて別のbuffer(PBSが適切なのかどうかは議論あるとおもうけど炭酸buffer 系よりはましとおもう)にして、かつ処理前後でpHの変化を確認している点は、基礎的な化学の素養という点でいままでの人達よりも学問的な基盤部分がしっかりしてる人達だなと思った。
再現性は大切なことだけど、再現しない/できない実験(ていうかそもそも論文のmethodが簡潔すぎて再現実験したくても必要な情報が得られないこと多すぎ。まるで再現実験試みてほしくないとしか思えない。)は実際多いし、聞いてもはぐらかされるかウザがられるし、マテリアルはくれないし。今回は前宣伝と、してたことがあまりにあからさまだったので、派手に騒がれただけで、そこまででないにせよ似たようなことは埋もれているだけで結構珍しくないような気がする。ただ再現できないから嘘とは言えないと思うし、真実でも再現できないこともあるとおもうし。結局、単なる1発屋か、それをベースに継続的に論文が出てくるか、信用度は長期的にみないとわからない。 |
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