還元状態のタンパク質を電気泳動するには、サンプルバッファー中にDTTやメルカプトエタノールを加えて煮沸するのが一般的と思います。
一方、原理的にはSDS-PAGEのゲル作成時に還元剤を入れて電気泳動をすれば、同じような結果が得られるように思うのですが、そのようにして実験をやったことがある方はいらっしゃいますでしょうか?
二次元電気泳動では、一次元で泳動したゲルを還元剤を入れたバッファーで浸漬してタンパク質を還元状態にするプロトコルがあるので、ゲル中のタンパク質には還元剤が供給されるものと考えています。
(電気泳動中に十分量供給されるかが問題ですが…) |
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