ようやく3
問診、腸閉塞を起こす可能性から絞るとあまり良くないことが予期される感じですが、医者もそういう予感がしたような感じです(これは私見です)。
開腹し、プラム大の腫瘍が小腸に見つかり、すぐに検査に回したところ、異常な紡錘状の細胞がみらた。このようなケースは少なく、その時点の結果からは決定的な結論がでないが、メタの可能性も考え周辺10インチを腫瘍とともに摘出。
セカンドオピニオンを聞くためにMayo Clinicにも病理の検査を依頼していて、その結果desmoidと診断。ゆっくりと大きくなる腫瘍で、40以下の女性から見つかることがおおい(ぐぐるとdesmoidは2:1ぐらいで女性が多いようです)。でその腫瘍は腸間膜についていて、 mesenteric fibromatosis(訳語がわかりません)とも呼ばれている。年間900人程がアメリカでdesmoidと診断されているようです。
desmoidは良性であると言われているようですが、異論を唱える人もいる状況でしたが、担当医はDicksonさんに良性腫瘍だったと伝えた。desmoidの腫瘍摘出は適切といえる処置だが、たいてい再発をする。またからだのいろいろなところにでき、原因が不明である。Gardner syndromeという遺伝病では大腸ポリープがよくでき、思春期に頻発したり、大腸がんに移行したりする。
Dicksonさんのばあいは遺伝的な背景がなく、今のところ再発はない。
2013年に再度開腹したが、それは最初の術後の傷あとから来る痛みをとるため。
Dicksonさんはこれから五年おきに手術しないといけないのかショックを受けた。実際に何がこの腫瘍の原因になるかわからない上、再発はよく起こる。彼女は揚げ物やドライフルーツなど消化に悪いものを食べないように気を使っている。下痢止めの薬を服用してから20分たっても効かないと不安になると本人はいっている。
彼女の担当医Goldmanは、35年の経験でこのようなケースは彼女だけといっている。
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