PCC社のスピンカラムのような濃縮を伴わず、レジンを通過させるだけでバッファーを置換する手法の原理が理解できません。
Amicon のような限外濾過を行えるスピンカラムを用いての試料溶液のバッファー置換は、膜上に試料を留め、バッファーを繰り替えし通過させる事でバッファーが置換される、という原理が理解出来ます。
しかしPCC社のスピンカラムのように、レジンを置換バッファーに置き換え、そこに試料溶液を通過させるだけで何故バッファーが置換されるのでしょうか?
溶出されてくる試料溶液が置換したバッファーならば、元のバッファーだけがレジンに捉えられて、試料溶液と置換バッファーだけが溶出されてくるということなのでしょうか?
脱塩などで塩だけを捕らえるということならば理解できるのですが、緩衝材なども全て捕らえられる原理が理解できません・・・ |
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