正式に告発するならば、十分に確認し調べて、これはマジヤバいことしてる、と明らかにしてからにした方がいい。当たり前だけどもし事実関係に誤認があれば、告発された方にとってはたいへんな名誉毀損になる。あまり表沙汰にならないけど不正告発の落とし穴は、たとえ僅かでも告発者側に事実誤認の瑕疵があると立場は逆転して、告発者側が、職を失うこともありうる。匿名性など告発者の保護は、告発が正当(社会通念上の逸脱の有無でなくて規則に抵触するかどうかということでの正当さ)であれば機能するけど、そうでないときは分からない。当たり前だけど相手も職を失うかもしれない問題なので、マジ、ガチでくる。「すんません、はやとちりですた、気をつけます」、ではたぶんすまないので。
科研費みたいに、いろいろしばりのあるものから、財源によっては使用用途が特に制限ないものまでいろいろある。良識ある人ならまずしないようなふざけた使い方でも、その財源についての規則上の問題がみあたらなければ、不正告発は不当、言いがかり、と判断される可能性がある。特にそういうスレスレの使い方してる人はもともとたちの悪いことが多くて、それを口実にいろいろえげつないことをしてくる。それは気をつけた方がいい。 |
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