リン酸化については、ERKなんかみたいに綺麗に指標になるものもあれば、イマイチはっきりしなかったりコンテクストによって活性評価が別れるものもあるので、何を示すかによってかわってくるとおもいますが。特にセリンスレオニンは沢山の箇所をリン酸化するので特定のリン酸化部位だけで十分じゃないことも結構あります。という意味では、S536かS276かどっちが目的とする(参考にしてる)実験で使われてるかを指標にするしかないでしょう。どう違うかといえば、この場合は結構位置が離れてるので違う役割を持ってるかもしれませんが、関係ないかもしれません。まあ文献をあたってくださいとしかいえません。
ちなみにLPSの系でNFkBを見てた事ありますが、単純にNFkBの活性を評価したいならば通常は核移行かEMSAかKB-lucが一般的でしょうか?核移行なら免染でもいけますからね。
24hではリン酸化の方が良いとのことですが、核移行がだめでリン酸化が24時間も持続するという根拠はなぜでしょうか?通常はリン酸化の方が先に起こるんだろうから、核移行がだめならリン酸化なんてもっと複雑なフィードバックの状態が予想されますよね。NF-kbはオシレーションとかよく論文が出てますが。 |
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