主にHEK293を扱っていますが、実はピペッティングだけで余裕で細胞が剥がれることに気付いて以来トリプシンを使わずに細胞を剥がしています。今の所特にダマになったりもしないしマズイ点は見当たらないんですが、トリプシンを使わないことによる潜在的なデメリット的なものはあったりするのでしょうか?
(思いつきの想像ですが、例えば実は接着の弱い細胞のみしか回収できていなくて、世代を重ねるごとに接着性の弱い集団がセレクションされてしまう、とか、あるいはそもそもピペッティングで剥がれるような状態は正しく生育できているといえないから何か問題がないか確認した方がいいかも、とか)
今の所手間やトリプシンによるダメージを避けられる点からメリットしかない気がしているのですが、教科書的にはトリプシンで剥がすのが主流というかそう教わったので、果たして本当に大丈夫なのかと気にならなくもない感じです。
よろしくお願いします。 |
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