>ただ一応これをヒーラ細胞に過剰発現させたところ、mRNAの大幅な増加が見られたので、大丈夫だろう、と思っていたのですが、
>先輩からコザック配列は翻訳効率に関わるもので、mRNAの増加が認められたからと言って翻訳が出来ているかは別の問題だ、みたいなことを言われてしまいました。
しれっと言っちゃってますが、これは相当恥ずかしいことですぞ。
Kozak配列は決まった配列ではなく、頻度から導いたコンセンサスです。
今あるコンストラクトでKozakとどれくらい一致しているか、によっては発現の見込みがあります。全然、外れていたら作り直したほうが賢明です。
私なら、現時点で明らかな瑕疵が分かっているんだから、手を打っておきますね(つまり作り直しに着手する)。
今あるので十分に使えるという証拠が出て、もう必要ないのであれば途中で中止すればいいし、その前に完成したなら、両方試していいほうを使う。
発現するにはするが弱い、ってあとで分かって作り直すんじゃ時間的ロスが痛い。 |
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