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(無題) 削除/引用 No.4898-4 - 2016/03/07 (月) 12:25:01 - AP >では、細胞周期が完全に止まっているような細胞でモノソミーの染色体が切れた場合、 相同組換え修復は起きないということになるのでしょうか？ 逆に、そういうシチュエーションで（組換え修復の鋳型となる相同な染色体がない）相同組換え修復が起こるとしたらどうやって？ 非相同組換え（相同領域ではないところにある相同配列との組換え）によって修復されるかもしれませんが。 相同組換え修復(HR)と非相同末端結合（NHEJ)がよく対比されますが、 生体内ではHRは増殖の盛んな細胞でよく見られるのに対し、NHEJは増殖期を終え分化した細胞に多いといいます。 鋳型になる相同な染色体があるということの他にも、複製系が動いているというのがHRの起こりやすい条件といえますが、絶対的条件ではないようです。

(無題) 削除/引用 No.4898-3 - 2016/03/07 (月) 09:15:34 - beginn AP 様 詳しくありがとうございます。 では、細胞周期が完全に止まっているような細胞でモノソミーの染色体が切れた場合、 相同組換え修復は起きないということになるのでしょうか？

(無題) 削除/引用 No.4898-2 - 2016/03/05 (土) 11:19:38 - AP 姉妹染色体で相同組換え修復が起こるのは、もちろん複製が終わった領域の話。 姉妹染色体だけでなく相同染色体で組換え修復する場合もあることは、減数分裂やノックインで組換えが起こることからも当然（減数分裂時のキアズマ形成は、トポイソメラーゼが二重鎖切断を起こすことに始まる）。 大腸菌のようなハプロイド生物でも組換え修復は起こる。複製フォークをなす姉妹染色体で起こるのが教科書的。大腸菌の分裂は一時間に3〜4回くらいだけど、ゲノムの複製には一時間くらいかかる。つまり、前複製が終わらないうちに次の複製が始まり、一つのゲノムに対して常に3〜4つの複製が時間差で走っている状態で、分裂の時でも複製途中の複製フォークをぶら下げたままゲノムの分配が起こる。組換え修復をするのに不都合はない。

相同組換えによるDNA修復について 削除/引用 No.4898-1 - 2016/03/05 (土) 10:36:15 - beginn 初歩的な質問ですみませんが教えて下さい。 DNAの二本鎖切断が相同組換えで修復される際には姉妹染色分体が必要とのことですが すでに二本鎖が切断されている場合どうやって姉妹染色分体ができるのですか？ 多倍体だからできるということでしょうか？ （一倍体の生物でも相同組換えによる二本鎖切断修復はできますか？） とんでもない勘違いをしているかもしれませんがよろしくお願いします。

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