リボソームフラクションからRNAを抽出し、オリゴdTで逆転写後、目的の遺伝子のForwardプライマーとオリゴdTでPCRし、スメアバンドを切り出し→クローニングしてシークエンスを読みました。
無事目的の遺伝子は得られたんですが、クローニング後の制限酵素処理でそれよりも少し長い断片が得られたクローンも配列を読んでみた所、目的遺伝子の150塩基目(全長は170 nts)辺りから突然ribosomal RNAの配列が60塩基ほど続いており、その後ポリAがついている、という奇妙な産物が得られて戸惑っています。
ここで得られたrRNA配列の終わり付近はAがかなり連続したプリンリッチな配列で、オリゴdTで逆転写がかかったのはそこが原因なのかな、って気がしますが、目的遺伝子とrRNAがひとつながりになってるのが、何が起きてこんなのが生まれたのか全く予想だにつきません。
どなたか何か原因を推察する取っ掛かり的なアドバイスが浮かぶ方いらっしゃいましたら、ご教示いただけると大変ありがたいです。よろしくお願いします。 |
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