ガンのセルラインの細胞培養をしていますが、コンタミなのか、一面にブワッと生えています。
細胞の大きさに比べ明らかに小さく、ただ、培地が濁ったりすることはありません。というのも、そのコンタミは接着性が非常に強く、浮遊では存在していないようだからです。
ですが、dishの底を見ると明らかに一面に何かが敷かれているかのような感じを受けます。
そのコンタミは黒もしくは赤色です。コンタミが生えていない、もしくはまだコンタミが広がっていないエリアにいる細胞は何事もなく増殖していますが、コンタミが生えているエリアにいる細胞は明らかに増殖が遅く、時には細胞が死んでしまいます。
そのdishをPBSで二度洗浄し、0.25%トリプシンEDTAで処理すると、いつもの2-3倍の時間を要して漸く細胞が剥がれますが、そのコンタミは剥がれてきません。
大変不思議なことに、それら細胞を新しいdishに継代するとコンタミは一切認められず、コンタミが継代されていない、もしくはトリプシン処理などで死んでしまっているのかもしれません。
コンタミではないのでしょうか?
細胞の培地はやや特殊で、RPMI1640に10% FCSを加えたものに、脂肪酸やコレステロールを加えていますが、そういったものがdishにペタペタついてるだけでしょうか?写真を添付できればいいのですが、まずご意見が聞かせていただければと思い、お聞きしました。 |
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