HUVECで増殖シグナルを見たいと思って、vitro実験を繰り返しています。
塩化コバルトや低酸素刺激で
PI3KやAkt、eNOS、VEGF、GLUT1などの細胞保護的に働く因子の発現が上昇するところを捉えたいと思っていますが、結果に差がつきにくく、困っています。
@原因として、HUVEC用培地であるEGM2のsupplementにVEGFやステロイド、FGF、IGFなどが含まれており、これらで既に細胞は生存シグナルが入ってしまい、WBで見たときにに刺激群と非刺激群で差がつきにくくなっているのではと思ったりします。
皆様は継代後はある程度、supplement入り培地で増殖させ、その後はsupplement抜き
培地において、実験をしていますか?
supplementを抜いたり、血清を抜いたり、減らしたりしていますか?
Aまた、細胞がコンフルになって実験すると、コンタクトインヒビションがかかり、シグナル伝達系遺伝子のタンパクの発現やmRNAの発現は刺激をしても差がつきにくくなることはありますでしょうか? |
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