一概にどちらがいいとかないです。またタグの切断も必須ではないです。GSTのほうがSolubleなものが取れる確率は高く、精製でHisよりはきれいになるような気がします。ただGSTつけても可溶画分に得られる量が少ないなら、変性させてインクルージョンボディーからも精製となると、今度はGSTに結合させるためにRenatureをしないといけないとか、手数や条件設定などに手間がかかってしまうかもしれません。インクルージョンボディーそのまま抗原として使うてもあるでしょうけどならばタグはなぜつけたか、、、って。。。
Hisは精製度がいくらか落ちますが、非常によく発現した場合は気にならないでしょう。GSTと違って変性条件でも精製ができますのでインクルージョンボディーを形成しても精製に容易に持ち込めます。
いずれにしても、全長よりはSolubleになる可能性があるまたは効率よく発現できる可能性がある一部分の(半分くらいとか)配列を使ったりして、収量を稼ぐというのもよく見られます。 |
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