>Cytotherapy. 2006;8(4):315-7の定義では、(1)プラスチック培養容器に接着する、(2) CD105, CD73,CD90を陽性マーカー、CD45, CD34, CD14 ,CD11b, CD79a,CD19 ,HLA-ClassII(DR)を陰性マーカーとする、(3)骨、脂肪、軟骨への分化能を有する
一般的に間葉系幹細胞といった場合、(3)が基本となり、(1)はそれに付随している現象だと言えると思います。この2点はおそらく全ての論文で共通しているでしょう。
(2)に関してはいまだ研究が続けられており、由来組織によってマーカーは異なります。脂肪組織由来の場合CD34+が有用な一つのマーカーとなっています。
目紙様の仰りたいことも分かりますが、細胞株ではなく細胞群である以上、おお様の仰るように調製方法等によりブレが大きくなるため、臨床応用において"同一の規格"を定義するのは難しいのではないでしょうか。
再生医療の臨床研究をなさっている方の話も聞きたいですね。 |
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