まわしもの様、コメントを引き続きいただき、重ねてお礼申し上げます。
組成が公開されているとは知りませんでした、検索したら以下の論文にたどり着きました。
ttp://link.springer.com/article/10.1007%2Fs11626-010-9297-z
また、Essential 8 FlexおよびStemFitといったmediumをご紹介くださりありがとうございます。Thermoの方はアメリカからでも買えそうですが、味の素の方は購入できるかわかりませんでしたが、明日もう一度確認してみます。これまで土日も同じ時間にラボに行ってfeedingしていました。
実はこれまでラボマネージャーさんにiPSCの実験は一任しておりました。
昨年の10月頃よりiPSC実験を始めて未だにデータは出ておりません。ちょっと話が脱線してしまいますが、周りに聞ける方がおられないので、(私のラボだけがiPSC実験を行っています。)もしお時間がありましたら併せてコメントをいただけますと幸いに存じます。
私のhiPSCは対象患者さんの皮膚線維芽細胞を初期化したものです。iPSCであることのvlaidationは研究所内のiPSC作製部門によりSSEA4, TRA-1-60陽性であることのみが確認されております。これまでラボマネージャーの方がなんどもNSG(NOD-SCID, IL2Rgamma -/-)マウスにiPSCを移入し、テラトーマを形成させようとしているのですが、6匹打ち込んで一匹も腫瘍を形成しておりません。ラボマネージャーは手間を惜しんで通常LeReSRを使うところを、p200チップでiPSCコロニーを掻き取り、ピペッティングでシングルセルにしたものを移入していたようです。
たぶんそれではshear stressで移入前に死んでしまっているのではと想像しています。今後LeReSRで剥がしたものをmTeSR1かPBS(?)などに優しく懸濁したものをそっと移入しようと思っていますが、それだけでテラトーマは形成されるでしょうか?
もう一つはin vitro differentiation assayで、embryos body(EB)を形成させたのち間葉系幹細胞へと分化誘導させたいのですが、EBはできているようなのですが、それをGelatinコートdishに撒くと3, 4日以内にMSC-likeな細胞がbuddingしてくるのですが、一週間ほど様子を見ているとMSC様の細胞の形態が変わり、細胞内に大きな空胞を持つ細胞へと変わってしまい、増殖も極端に落ちやがて増殖しなくなってしまいます。MSC-likeな細胞がEBからbuddingしたことが確認できれば速やかにトリプシンで剥がして継代した方がいいでしょうか?
iPSCに精通された方からコメントをいただけたので、ついトピックと関係のないことを聞いてしまいましたが、もしお時間がありましたらご教授いただけますと大変嬉しく思います。何度も質問を重ねてしまい、恐縮しております。 |
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