Bio Technical フォーラム

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No.4850-12 - 2016/02/20 (土) 14:02:36 - TOKIO
Acta Neuropathologicaは最近すごいですね。
病理系では飛び抜け始めました。どちらかというと実験病理的な感じで、molecularな要素が含まれるからでしょうか。昔からある病理雑誌は厳しいようです。

IF=10はもちろん良い基準ですが、早期学位取得となると医学系では2年半ぐらいでこのレベルにアクセプト、ということはなかなか厳しいんじゃないかなあと思います。博士課程に入って右も左も分からない、一から苦労して自力でまとめあげてこのレベルにアクセプトされて3年以内に卒業、が出来ればすごいですね。
ちなみにアメリカのPhDコースは日本より大分厳しいように思いますが、私が留学したところの平均取得年数は5.5年程度でした。10年選手が稀にいるとか。。。

少し話題がずれてしまいましたね。

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No.4850-11 - 2016/02/19 (金) 22:53:14 - ポスドク
昨日研究室(PIとPhD数名)で話になったのですが、ここ数年のActa NeuropathologicaのIF上昇は目を見張りますよね。姉妹誌も、良い論文多くて最近よく目を通しています。

うちのボスも10年前くらいは、この雑誌ほとんどスルーしてましたが、今は逆にアクセプトされたら、軽くお祝いムードになるくらいです。

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No.4850-10 - 2016/02/19 (金) 22:45:34 - 123
うちの大学で博士課程を早期修了できるIF10は一流判定されていると思います。

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No.4850-9 - 2016/02/19 (金) 09:42:53 - TOKIO
確かにJ Immunologyをはじめ、軒並み低下していますね。

現在は各雑誌が姉妹紙を出していますが、姉妹紙のIFは分野によっても全然異なりますよね。
例えばNature Biotech(IF41点)とNature Structural Molecular Biology (13点) とか、Science translational medicine(15点)とScience Signaling (6点) とか。
それぞれに出すにはやはりその分野ではトップランクの発見と労力が必要な気がしますが、Science Signalingが6点とかは伸び悩んでいますね。知りあいが相当苦労して論文を載せていましたが、IFだけではくくり切れないのでしょうね。

最近臨床がらみのジャーナルのIFが年々増加していますが、GutとかGastroenterologyなんかもものすごいIFになってきました。Gut, Gastroenterology 1本> JBC3本とか、Science Signaling2本というのも不思議な気がします。

基礎研究者のひがみでしょうが。

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No.4850-8 - 2016/02/18 (木) 23:11:44 - くぁwせdrftgyふい
JBC、昔もいまも出てる論文の質はそんなに変わらないとおもうけど。HPや紙面を比較すればわかるけど、老舗名門雑誌でIFが大きくさがってる雑誌は、色使いとかレイアウト含めてあきらかに地味でしょ。たぶん新興のOAジャーナルなどは商業的な戦略にも力いれてるので研究者がそっちに引きずられているだけでは。見栄えがよくて、みんなが関心あるようなテーマを上手にちりばめたりとか、査読が早いとか、著名な学者の総説全面にだしたりとか、投稿や引用を促す努力(IFを上げる必死さ)はかなりしてるなあとおもう。老舗名門雑誌はブランド力で、そんなしなくても黙ってても相応のレベルのものが一定の数投稿されてくるので、あんまりそういうことは重視してなかったので、そこを新興雑誌に突かれたのかなあ。なので、IFって、あまりサイエンティフィックなこととは違う要因で上下してるような気がするんで、やっぱ、20年前には学術誌がこんなに増えるとか想定外だし、IFでの研究評価はそろそろ困難になってきてるとおもう。それに代わる違う指標が必要な時期に来てるのではとおもう。

てか関係ないけど免疫系専門雑誌(特に中堅)のIFが去年、軒並み下がってるんだが、何があったの。気になる。

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No.4850-7 - 2016/02/18 (木) 11:30:05 - TOKIO
やはりその論文の引用回数というのは1つの目安になりますね。
私のラボメンバーでも6点ぐらいのジャーナルの論文が2年で200回近く引用されているのを知っています。もちろん研究の流行り廃りはありますので、それにも影響はされるのですが、社会へ(特に研究者のsociety)へのインパクト、という意味では引用回数も1つの指標でしょうか。

PNAS何度も蹴られたことがあります。実際に日本から投稿すると繰り返しのリバイスの挙げ句蹴られてしまったりした経験があります。しかし、National academyのメンバーと共同研究を投稿すると1月もしないうちにacceptだったりするので、今では大分構えてしまうようになりました。。。

MCBの話面白いですね。

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No.4850-6 - 2016/02/18 (木) 01:04:39 - おお
ノーベル賞のきっかけになる最初の論文がFEBS Letterだったりという話があったりしますね。そういうのを見抜くにはどうしたらいいんでしょか。

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No.4850-5 - 2016/02/18 (木) 00:40:14 - おっさん研究者
>私の周りで職にアプライしている人間を見るとIFの1点がものを言うようです。

よくこういう話を聞きますし、実際に知り合いの秘書さんに「応募書類中の発表論文のIFを調べておいてと頼まれたことがある」という話を聞いたこともありますが、実際の選考においてはどれ位影響するんでしょう? 最初のスクーリングに使われるだけ、という可能性はないですか?(だといいな、という私の願望もあります)

選ぶ側は、最終的には応募者の履歴書をある程度はじっくり見ることになるはずと思います。そして、選ぶ側は年代的に、それこそJBCあたりに思い入れが強い人が多いのではないかと思うのですがどうでしょう?

自分は人事に関係するほど上のポジションではないのですが、そういう上のポジションにいる人から最近、再生医学系の雑誌のIF位当てにならんものはないな、不当に高すぎる、人を選ぶときに気をつけないといかん、と言っていたのは聞いたことがあります。かならずしもIFの1点がものをいうとは限らない、ということだと思います。


以下雑談。

私の周りの人たちの間では、JNはNeuronには届かない結果を送る先、JIはImmunityには届かない結果を送る先、という定義でした(今はN姉妹紙とかもっと選択肢が広がっていると思いますが)。新規性がそこまでではないからトップランクの仕事とはいわないけれど、きっちり仕事をした結果と捕らえられていました。JBCも似た感じの捉え方です。かなり高評価です。ラボでお祝い、ですね。

PNASは、昔はJBCの上位互換と捉えていたのですが、ある程度じっくり読んだ結果、アカデミー会員とのコネがものをいう、アカデミー会員とその弟子たちのための雑誌なんだな、と評価が変わりました。たまに物凄くよい内容のものもあるんですけどね。

10年以上前の話ですが、MCBは自分の周りでは「KOマウスの墓場」と呼ばれていてました。表現系が弱い、あるいは無いマウスのデータをよく載せているから(事実かどうかはわかりません)ということで。評価低かったです。IFはこれから下がるだろう、と予測されていました。当たりましたね。

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No.4850-4 - 2016/02/17 (水) 22:08:21 - TOKIO
ありがとうございます。

昔ながらのJBCとかMCBとかがIF上は凋落を続けて、いまやScientific Reportsに抜かれたり、autophagyがPNASよりもIFが良くなったりと上下変動が激しいですが、やはり一般的な評価というか、少なくとも私の中ではMCB>JBC>Scientific reportsであったり、PNAS>autophagyです。
ただラボの運営をしているだけであれば大差ないのでしょうが、私の周りで職にアプライしている人間を見るとIFの1点がものを言うようです。
Journal of Neuroscience, Journal of immunology, Human molecular geneticsとかCell death and differentiationといったギリギリ一流紙かどうか、といったジャーナルも今後どのような評価になるか分からないですね。株価のようにその後のIFの変化に左右されるなんて諸行無常です。

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No.4850-3 - 2016/02/17 (水) 08:16:51 - 小言幸兵衛
ポスドクが5人、10人といるようなラボならともかく、学生+助教(+ポスドク)くらいの規模のラボなら、毎年JBCに出せるなら大したものだと思います。

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No.4850-2 - 2016/02/17 (水) 00:17:27 - おお
ひとそれぞれ意見が違うところもあると思うけど、自身がしっかり研究をやってきたと思えていればそういう過程で発表した論文の雑誌はそれを支えてきたわけで、そう思えばいいのではないでしょうか。外向きにはそう言える余裕があるかは確かにそう簡単には行きませんけど。

一流紙とは? 削除/引用
No.4850-1 - 2016/02/16 (火) 22:38:23 - TOKIO
いつも勉強させてもらっています。
すでに研究歴15年程度のアカデミック研究者です。常勤ポストについています。

ふと思ったのですが、皆様が思う一流紙とはどれぐらいからのことを言うのでしょう?
もちろんCNSがーとかimpact factorがーというのは承知しています。
例えば私が最初にJBCに出した頃はIF7.4だったので結構良いジャーナルと思っていたのですが、気づいたら凋落の一途。もはやJBCに出しても一流紙とは言われなくなってきたように思います。
元々そうではない、という意見もあるかもしれませんがJBCはある程度のボーダーラインであったのは確かなことだと思っています。
皆さんのラボで、このジャーナルに通ればラボ全体でお祝い、またはこのジャーナルにほぼ毎年出し続ければちゃんとした研究をしていると評価されるのはどれぐらいのものなのでしょうか?
impact factorの計算が時折バカらしくなってきたのでふと疑問に思った次第です。

それなりに研究歴を積んできた方の意見Welcomeです。

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