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細胞周期を止める方法 トピック削除
No.4818-TOPIC - 2016/02/05 (金) 07:11:52 - F
薬剤Aの効果が、細胞周期依存的である、という仮説を立て、これを実証していこうと
考えています。

ノコダゾールなど細胞周期をストップさせる薬剤を使う手がまずは常套手段かと
思いますが、使用したい細胞株がノコダゾール処理で結構死にます。
用量ふろうとは思っていますが。

他は、FBS濃度を低く、もしくはフリーにしてやろうと思ってます。
こちらは予備検討の結果、FBS低濃度(0.1%とかフリー)では細胞の形態が
著しく異なり、別の要因が入ってきそうかな、と感じているところです。

他に、どのような取り組みが考えられるでしょうか?
アイデアいただけると幸甚です。
 
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(無題) 削除/引用
No.4818-10 - 2016/02/09 (火) 14:13:10 - おお
>私の説明が悪かったみたいですが、特定の細胞周期への依存性を最終的にはみたいのは
みたいのですが、まずは、薬剤Aの活性が細胞の増殖性に依存的かどうか、をみたいのでした。

だから通常の培養条件でもざっくり見れるっていう話をしたつもりですが、、、なぜそこまで細胞周期同調で悩まれているのか、、、

(無題) 削除/引用
No.4818-9 - 2016/02/09 (火) 11:23:47 - たていす
ここなんか良いんじゃない?
 genome-www.stanford.edu/Human-CellCycle/Hela/search.shtml

(無題) 削除/引用
No.4818-8 - 2016/02/08 (月) 07:19:20 - F
みなさん、いろいろとアドバイスありがとうございました。

使用細胞はHeLaです。

fibroblastは使いたいな、と思うのですが、薬剤Aの標的モレキュールが発現していないので
使えません。強制発現株をクローニングして、contact inhibitionで増殖停止させて、、、
みたいな策も考えてはいるのですが、そういったクローンはcontact inhibitionしなくなったら
いやだなぁ、とか思ってしまって踏み切れません。こればっかりはやってみないとわからない
ことでしょうが。

私の説明が悪かったみたいですが、特定の細胞周期への依存性を最終的にはみたいのは
みたいのですが、まずは、薬剤Aの活性が細胞の増殖性に依存的かどうか、をみたいのでした。
つまり、細胞株Bが通常培養条件で増殖している条件下での薬剤Aの活性が、増殖性がなくなった
細胞株Bに対してどう変化するか、というのをみたい、ということでした。

この根底にあるのは、がん細胞と正常細胞での薬剤Aの効果の差がそこにあるのではないか、という
推察からきています。初代培養細胞株を購入してもやっぱり多少の増殖性を示すので、
どうしたものかな、と思案しているところです。

(無題) 削除/引用
No.4818-7 - 2016/02/08 (月) 02:18:31 - Noc
他の薬剤を用いて同調すると、A単独での影響かどうか分からなくなるかもしれません。お使いの細胞株が付着細胞であれば、下の方がおっしゃっているように、通常の培養条件下で細胞分裂期に入っている細胞(丸くなって培養皿からはがれやすくなっています)をタッピングで回収して培養するのが、簡便で良いかと思います。また、FUCCIが使えて、Aの効果判定に用いるアッセイで見れる(FACSや蛍光顕微鏡)のであれば、ベストかもしれません。

細胞株によっては、無血清培養だけでは細胞周期が止まらない株もあり、その場合は血清飢餓は使えません。

ノコダゾールで細胞が死んでしまうとの事ですが、処理時間はどれくらいでしょうか?細胞によりますが、オーバーナイト処理では分裂期で死んでしまったり、分裂することなくG1に戻って死んでしまったりする事があります。数時間の処理で分裂期細胞を増やして、タッピングで回収洗浄してから培養すれば、死細胞を減らせるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.4818-6 - 2016/02/06 (土) 04:51:40 - くぁswでfrgthじゅいこlp@
フラスコ強く叩いてはがれた細胞を集めて別途培養すると以外といい感じで同調するよ。薬使う方法もいいとおもうけど、細胞周期一回りするのに要する時間が細胞により結構ちがうので、対象とする細胞で条件決めないとね。血清のーど下げるとか0にするとかも細胞によりどれがいいかは違うし。

(無題) 削除/引用
No.4818-5 - 2016/02/05 (金) 10:57:11 - おお
通常の培養条件でBrdUの取り込みの比較や、 cdkのリン酸化、活性またはcdk inhibitors(内在性の蛋白、p21など)を見るだけでも見当がつく場合がありますね。また市販のケミカルのcdk inhibitorsなんかで同期する場合もあるかと。チミジンを高濃度加えるとG1で止まる細胞もありますし。

(無題) 削除/引用
No.4818-4 - 2016/02/05 (金) 09:22:47 - mon
Fさんがお考えのように、細胞周期を同調させて集団で薬剤の効果をみる方法と、
むさんが提案しているように、同調させず個別の細胞で細胞周期と薬剤の効果の関連を調べる方法がありますね。FUCCIが良いかも。
薬剤ではチミジンブロック+アフィディコリンの組み合わせも古典的ですね。
独り言さんの提案のfibroblastではcontact inhibition+低血清ではほぼ100%の細胞がG0期に止まり血清刺激で時間通りに(再現性良く)G1ーSーM期に進行しますし、毒性を考慮しなくてもよいのでお薦めです。
薬剤で細胞周期を強制的に同調させる場合は、同調率の問題と、お気づきのようにその二次的な影響を考慮・検討する必要がありますので、なかなか決定的な結論にはなり得ません。他の細胞周期で止めて同調したときに、同様の結果が得られると良いのですが。

(無題) 削除/引用
No.4818-3 - 2016/02/05 (金) 08:28:24 - む
独り言さんのおっしゃるように、細胞種によって変わりますよね。細胞周期を見るのにアルコールやアルデヒドで固定する細胞もあります。

(無題) 削除/引用
No.4818-2 - 2016/02/05 (金) 07:53:03 - 独り言
細胞によると思うので、細胞名を出したほうが確実な方法がもらえるかも。

もしくはなんでもいいんですか?それならfibroblastでcontact inhibitionするのがいい。

細胞周期を止める方法 削除/引用
No.4818-1 - 2016/02/05 (金) 07:11:52 - F
薬剤Aの効果が、細胞周期依存的である、という仮説を立て、これを実証していこうと
考えています。

ノコダゾールなど細胞周期をストップさせる薬剤を使う手がまずは常套手段かと
思いますが、使用したい細胞株がノコダゾール処理で結構死にます。
用量ふろうとは思っていますが。

他は、FBS濃度を低く、もしくはフリーにしてやろうと思ってます。
こちらは予備検討の結果、FBS低濃度(0.1%とかフリー)では細胞の形態が
著しく異なり、別の要因が入ってきそうかな、と感じているところです。

他に、どのような取り組みが考えられるでしょうか?
アイデアいただけると幸甚です。

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