横からで済みません。このトピに関連するかもしれませんので、失礼します。
最近起こった事象として、poly-L-Lysineコートプレートで神経細胞を培養したときに、コンフルが60%(神経細胞なので細胞体+突起部分込みで、細胞成分で覆われてない部分が30%-40%くらいあるとき)程度でビオチン化(primary amineをターゲットとしてビオチン化)をし、その後、アビジンビーズで回収したのですが、明らかに目的の膜分画の効率が落ちるようでした。
後のWBでのバンドが明らかに違いました(可能な限りほかの条件を揃えた上で)。
濃度も1mMくらいの高いビオチン濃度を使いましたが、結局は、cell lysisの際にビオチン化lysineも回収され、アビジンにそれらがくっついて、ビオチン化蛋白と競合しまうためかと考え、アビジンビーズの量を増やすと、改善したということがありました。
90%コンフル以上の接着細胞であれば、問題ないかともおもいますが、低い場合は要注意なのかもしれません。 |
|