ふとした疑問です。
骨肉腫細胞株でクリスパーキャス9系でX染色体上の遺伝子をノックアウトしたいのですが、作ったgRNAのデザインが悪いのかトランスフェクションされた細胞をバルクソートしてそこからPCR、シークエンスすると5−10%ほどのゲノム編集が認められました。
ただ、この目的の遺伝子はX染色体上にあり、もしヘテロが取れたとしても、ノックアウトか野生型のどちらが取れるのではと考えました。(2本あるX染色体のうち、片方は不活化されていると習ったので)このアイデアはあっていますでしょうか?もちろんバックアップで新しいプラスミドは作るつもりではいます。目的の遺伝子がAとして、X染色体にそれぞれあるAの片方がゲノム編集でノックアウトになったら、もう片方の不活化していたX染色体上のAが代償的に発現し始めるなんてことはありえますでしょうか? |
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