タンパク質のX線結晶構造解析を行いたく、実験を進めています。
目的タンパク質は、N末端にGST-tag,をつけて大腸菌で発現させています。
ただ解析の都合上、GST-tagの切断をしなくてはいけません。
しかし問題点として、Prescission ProteaseでGST-の切断を試みても、50%しか切断が起こらないということ、さらに、GST-tag切断後の目的タンパク質とGST-tagが付加されたタンパク質が2量体で相互作用をしてしまっていて、ゲルろ過等で分離ができないことです。
またなぜか、2量体形成の一方でGST-tagの切断が起こるともう一方では起こりません。
GST-tagの完全な切断方法、もしくは目的タンパク質の相互作用の阻害方法を教えていただけたらありがたいです。
よろしくお願いいたします。 |
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