CRISPR/Cas9によるノックアウトマウスの作製の際、経卵管壁卵管内胚移植をしています。もともとの胚はBDF1マウス由来(BL6とDBAマウスのF1)で二細胞期胚を移植しています。6匹の仮親(ICRマウス)にそれぞれ20個ずつ移植し、3匹が自然分娩し、2匹が自然分娩できず帝王切開となり、1匹は妊娠しませんでした。胎盤胞の子宮への移植は経験がありませんが、胚移植の中では経卵管壁卵管内胚移植が一番、成績が良いと聞いたことがあります。
具体的な方法は、熊本大学 生命資源研究・支援センターのマニュアルを参考にしたり、生殖工学技術研修会への参加をお勧めします。
ttp://card.medic.kumamoto-u.ac.jp/card/japanese/manual/index.html |
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