追加で質問させていただきます。
その後、細胞をcellscraperで回収し、1500×g・5分で沈殿後、500μLのRIPA buffer + PIC cacktailで1時間・振盪4℃でlysisしました。
理論的には回収した膜蛋白は約6-7倍程度に濃縮されているのではと考えています。
ビオチン化した表面膜蛋白は、アビジンビーズからSDS1%, 62.5mMTris・HCl, 10%glycerol、50mM DTT pH6.8でelutionしたのですが、回収したエッペンドルフを見ると蛋白が凝集しているように見え(常温です)、遠心するとやはり相当量のprecipitateが見られました。
そして、その上清をboilせずに電気泳動し、ウエスタンブロット(精製一次抗体→HRP二次抗体→ECL検出)しましたところ、目的蛋白の分子量に相当するバンドは増強せずに、メンブレンでゲル(アクリルアミド8%)の泳動先端近くに相当する位置に濃いバンド(バックグラウンドの増強や他の部分にはバンドはないです)を認めました。
まずはゲル(stacking gel部分含めて)をCBBで染色し、2回分のサンプル(濃縮あり・なし)で比較したいと考えていますが、回収した膜蛋白の凝集とゲル下端のバンドをどう考えたら良いか、もしアドバイスをいただけましたらありがたく、よろしくお願い申し上げます。 |
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