精製表は作った方がいいよ。項目は精製段階、総蛋白質量、活性、比活性、活性の回収率。精製が進むほど比活性(活性/総蛋白質量)は増加する一方、活性の回収率は下がってくる。量の多い酵素は2段階くらいで簡単にに高純度のものが得られることおおいけど、もともと存在量が少なかったり、安定性がわるく失活しやすい酵素は最終段階になると回収率数%とかもあり困難を極めることもある。いずれにせよ表つくれば、どの段階で活性のロスが大きいか、とか、どの段階で精製度が大きく上がるとか、出発材料はどのくらいの量が必要かとかわかるので、上手くいかないときの対策を立てやすい。精製段階にアフィ二ティ精製を入れたり溶出の際のグラジェントの勾配を変えるとか、安定化させるための工夫(金属イオンとか補酵素入れるとか)を検討することも必要かもしれない。 |
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