いつも参考にさせていただいています。
RNA結合タンパク質のEMSAを行っています。
RNAのみでは泳動されますが、タンパク質を入れるとシグナルがウェルに検出されるようになり、タンパク量を増やすと、フリーがなくなりウェルのシグナルのみとなります。
RNAは200nt程度でin vitro転写でRIラベルしたもの、タンパク質はRNA結合ドメイン部分のみの組換えタンパク質(分子量25kDa,pI9)を使用しています。
ゲルは、Thermofisherの6%DNA retardation gel、バッファーは0.5XTBEを使用しており、220Vで2時間半、アイスボックスで冷やしながら低温室で泳動しています。
pIが高いためにTBEバッファーでは逆方向に泳動されるのかと思い、pH9.5の炭酸バッファーで作製したゲルと泳動バッファーで泳動しましたが、泳動時に発熱してゲルが割れてしまいました。
pH9.5での電気泳動には無理があったのでしょうか?
泳動のpHを変える以外に詰まりをなくす方法はあるでしょうか?
どのように対処すればよいか分からず、アドバイスをいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。 |
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