私も純水で溶血する事があります(文献はすぐに提示できませんが)。
血液100uLを遠心した後のペレットに900uLの純水を加えて3-5sくらいピペッティング。
10x salineを100uL加えて浸透圧を戻した後に軽く遠心して赤血球のゴミを取り除くだけです。
この方法を使いながらヒト好中球を回収してますが、機能に影響があるほどのダメージは感じません。
浸透圧を利用した溶血bufferは、程度の違いはあれど白血球にもダメージは当然有ります。
トピ主さんが回収した白血球で何がしたいのかによって回収方法を選択しなければならないでしょう。
FACSで解析するときに邪魔だから、という程度であれば白血球へのダメージはあまり気にしなくても良いので純水で溶血しても大丈夫でしょう。
一方で、特定の白血球のセンシティブな機能を評価したいということであれば、なるべくダメージの少ない方法(Percollなどの密度勾配)で赤血球を除くべきでしょう。 |
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