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酵母培養の再現性 トピック削除
No.4640-TOPIC - 2015/12/07 (月) 13:17:48 - まさと
はじめて投稿します。宜しくお願いします。

実験で酵母を培養しているのですが、日によって培養が安定しません。
グルコース培地で前々培養、前培養後、ガラクトース培地に移して本培養しています。本培養開始12時間の時点で、ODが0.4程度の時もあれば、0.9まで到達する時もあります。
各操作段階でできるだけ同じようにと心がけていますが、最大の原因は、最初にグリセロールストックから培地に移す際の植菌量の違いかと考えています。気をつけてもなかなか同じ量を植えるのが難しく…。またこれだけが原因で、これほど培養に違いが出るものかとも困っています。

培養の際に何か注意、工夫すべきことはありますでしょうか。
ご教授のほど宜しくお願い致します。
 
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(無題) 解決済み 削除/引用
No.4640-17 - 2015/12/08 (火) 11:08:10 - まさと
>弘法さん
回答ありがとうございます。SDを使っています。
1.1から1.3というのは、希釈液の測定値(0.5から0.7くらい)を希釈倍して求めた値なので、そこは問題ないかと思います。

皆様、回答ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.4640-16 - 2015/12/07 (月) 20:43:13 - 弘法
濁度と濃度の関係は測定機器によるのですが、YPDならぎりぎりlog、SDならlate logでしょうね。また、濁度のODは1.0に近づくと本来の値よりずっと低く出るようになるので、希釈して0.7〜0.8以下で測定するようにする必要があります。

(無題) 削除/引用
No.4640-15 - 2015/12/07 (月) 19:30:18 - まさと
>おおさん
何度も回答ありがとうございます。
ラフィノースを加えることも検討中します。

(無題) 削除/引用
No.4640-14 - 2015/12/07 (月) 19:25:54 - まさと
>弘法さん
詳しくありがとうございます。グルコースの影響がそこまで大きいとは知りませんでした。

一度解決にしていたのですが、皆様最後にひとつお聞かせください。
ガラクトース培地に移す段階でODを測ったことがありました。1.0から1.3の値だったのですが、これは定常期なのでしょうか。
そもそもODのある値で対数増殖期であると示すには、一度培養して綿密な濁度曲線を描く必要があるのでしょうか。初歩的なことで情けないのですがよろしくお願いします。

(無題) 削除/引用
No.4640-13 - 2015/12/07 (月) 19:22:21 - おお
グルコースが悪さする可能性があるならラフィノースがつかえますね。

(無題) 削除/引用
No.4640-11 - 2015/12/07 (月) 17:55:45 - 弘法
ガラクトース代謝酵素の発現は僅かな量のグルコースでも無視できないレベルで抑制されるので、培地を交換する際には遠心でグルコース培地を除いた後に、一度ガラクトース培地で菌体を洗浄し、再び上清を除くくらいの用心をした方が良いと思います。

しかし、追加情報で濁度を測っていないと知って、ちょっと脱力しています。それじゃあ倍くらいの菌数の差は仕方がないのではないでしょうか。

また、ガラクトース培地で前培養を行えないというのは、コントロールの非誘導条件との比較をしたいということが理由でしょうか。その手の実験の場合には、前培養にラフィノース培地(GALプロモーターを活性化も抑制もしない)を用い、ヨーイドンでガラクトース培地とグルコース培地に植えるとバラつきが抑えられると思います。

(無題) 削除/引用
No.4640-9 - 2015/12/07 (月) 17:49:54 - まさと
>あさん
回答ありがとうございます。
前培養液は一定量接種しています。
前々培養・前培養については全く濁度は調べていなかったので、このことがばらつきの原因になっているかもしれないです。

(無題) 削除/引用
No.4640-8 - 2015/12/07 (月) 17:46:24 - まさと
>monさん
回答ありがとうございます。

前培養・前々培養と二段階あるのは対数増殖期の菌体を集めて本培養をよりそろえるためだと思っています。
ガラクトース培地に移す直前の菌体濃度は調べていませんでした。指数増殖期でないかもしれません。確かに濁度の立ち上がりが早くうまく増えた培養の時でも、いつも若干のタイムラグがあったので、ガラクトース培地に移す段階で指数増殖期でないのかもしれません。調べてみます。

前培養から本培養に移す際は、遠心でグルコース培地を除いています。

(無題) 削除/引用
No.4640-7 - 2015/12/07 (月) 17:35:33 - まさと
>弘法さん
回答ありがとうございます。
前培養から本培養に移す際遠心してグルコース培地は除いているので、グルコースによる阻害の影響は少ないと思っています。ガラクトース誘導性プロモーターを使ったタンパク質活性の実験なので、前培養をガラクトース培地で行うのは難しいです。

(無題) 削除/引用
No.4640-6 - 2015/12/07 (月) 17:28:53 - まさと
>おおさん
回答ありがとうございます。
前々培養、前培養と2段階あるのは、本培養でより培養をそろえるためです。
それぞれの段階でOD値などを揃えるというのはやっていませんでした。
一度やってみようと思います。

(無題) 削除/引用
No.4640-5 - 2015/12/07 (月) 16:24:59 - あ
前培養液を一定量接種しているのでしょうか。
初期ODは合わせていないのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.4640-4 - 2015/12/07 (月) 16:08:01 - mon
ガラクトース培地に移す直前の菌体濃度は指数増殖期でしょうか(このために前々培養+前培養を行っているのでしょうか?)。定常期だと指数増殖期に移行するのにタイムラグがあるので。
また面倒ですが、遠心してグルコース培地を除いて新鮮なガラクトース培地に懸濁するとか。

(無題) 削除/引用
No.4640-3 - 2015/12/07 (月) 15:10:10 - 弘法
グルコースはわずかでもガラクトース代謝への切り替えを阻害するので、持ち込みのグルコース量のバラつきが問題になっているのだと思います。

実験の目的次第ですが、前培養をガラクトース培地で行うことはできませんか?

(無題) 削除/引用
No.4640-2 - 2015/12/07 (月) 13:43:44 - おお
前々培養、前培養後と2段階あるのがよくわかりませんが、それぞれの段階で菌体の量をOD値などで揃えることができると思うのですが、、、それでもばらつきが大きいですか?

酵母培養の再現性 削除/引用
No.4640-1 - 2015/12/07 (月) 13:17:48 - まさと
はじめて投稿します。宜しくお願いします。

実験で酵母を培養しているのですが、日によって培養が安定しません。
グルコース培地で前々培養、前培養後、ガラクトース培地に移して本培養しています。本培養開始12時間の時点で、ODが0.4程度の時もあれば、0.9まで到達する時もあります。
各操作段階でできるだけ同じようにと心がけていますが、最大の原因は、最初にグリセロールストックから培地に移す際の植菌量の違いかと考えています。気をつけてもなかなか同じ量を植えるのが難しく…。またこれだけが原因で、これほど培養に違いが出るものかとも困っています。

培養の際に何か注意、工夫すべきことはありますでしょうか。
ご教授のほど宜しくお願い致します。

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