イマイチ何がゴールなのかわからないので、、、
高濃度になると更に濃縮されるものが出てくるわけで、あぐるタンパク質も出てくるかもしれません。そうすると詰まったりすることはあるかもしれませんよ。現状の濃度でできない理由がよくわかりませんが、、、通り抜けてくるものが薄いということなら、それを更に1kとか小さい膜で濃縮する手もあります。
ゲルろ過にしろ限外濾過膜にしろ、目的のタンパク質が何か他のタンパク質などにくっついていたならば、目的のタンパク質のサイズの挙動をしめしませんし、すでに指摘があるように30kDaでわかれるとかいてあっても実際は分子が占める空間の大きさと形で振り分けられるわけですから厳密にそこで別れることを期待できないかもしれないです。
ゲルろ過の場合もいろいろ方法があってGー50などを使うと30ー40kDa以上は排除限界に来るかと思いますので、カラム素通りとカラムにその時点で残ったものという分け方も可能です。
カラムをかける時の条件はすでに指摘がありますが塩をいくらか加えたほうがいいかと思います、支持体とのの相互作用を抑えるためですがものによっては10ー50mMぐらいの塩化ナトリウムを入れることがおおいです。多めに入れることもあり得る方法です。塩が高いと蛋白のコンプレックスも分解されるものもありえますので、そのへんはうまくやるといろいろなことをさぐれるかもしれません。これに関しては限外ろ過でも同じようなことがいえます。ただし高すぎると疎水相互作用を強めることがありその為くっつくタンパク質も出てきます。また通常の塩濃度でも疎水結合でくっつくなら、界面活性剤なども選択肢ですが、その他に比較的マイルドなカオトロピックイオンなども使われたりします。0.5ー1MぐらいのLiClとか。 |
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