指摘されてる活性の低下はGibsom assemblyで特にひどかったですが、NEBuilderでもある程度は起きます。それで、メーカー推奨の−20度保存はやめて、−80度においてます。この状態では安定なようです。
全く妙なものができる例として、レトロのパッケージングベクターがそうでした。このベクターでは一度も正しいものがとれてません。おそらくリピートのせいでしょうが、レンチでは難なくとれるのがちょっと不思議ですが。そういう場合は古典的な制限酵素ーligationにしてます。原理的に仕方ないのでしょう。
もう一つの例は、mutationサイトを入れる際で、inversePCRでよくやりますが、全くダメなことも1〜2割くらいの確率で起きてます。これは配列をずらすことで解決できます。
それと、反応温度は50度でなく、45度でやってます。スケールを全量4uLとけちってるからなのかもしれませんが、このほうが勝率がよかったので。この辺は試行錯誤で、皆さんいろいろと工夫されてると思います。 |
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