フォーラムの皆様,
いつも参考にさせて頂いております.PKA阻害剤であるH-89で培養細胞を処理した際に,標的とする遺伝子の発現変化を検討する実験を予定しています.カタログを見る限りH-89には二塩酸塩とそうでないものがあり,純度に大きな違いがないにもかかわらず価格がまちまちで選択に苦慮しております.塩酸塩であれば水で溶かす際に有利なのだろうと理解していますが,今回はDMSOで溶解し過去の報告にあるように最終濃度10 micro mol/L前後での使用を予定(working stockは1,000倍の10 milli mol/L)しています.手頃な価格の試薬が塩酸塩ではなかったこともあり,皆様のご意見などご教授頂ければ幸いです. |
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