おお様、この度はお世話になります。ありがとうございます。
はい。50 mM Tris-HCl 0mM NaClで数カラムボリューム洗浄した後ではカウントはbaseラインまで下がります。
はい、lysate freeでも、1% SDS+95度でのboilをしたlysateを使った時にでも、80 mM NaClでフリーのピークがきます。32P-GlcNAcは(半減期が短いので当然ですが、)購入したばかりのもので、それ自身が不安定で壊れているというのは疑っていません。
参照している論文のスケールと同じです。lysate中の塩の中には150 mM NaClが入っていると思われますが、論文には詳しく記載されていませんでした。私は、lysateを50 mM Tris-HClで10倍ほど希釈してカラムに供しています。
実際には、total cell lysate 100 ugのタンパク質に32Pドナー基質, アクセプター基質を加え、トータル100-200 ulのスケールでリン酸化反応をさせています。おお様のおっしゃられるように、50 mM Tris-HClで希釈するのではなく、lysis buffer (150 mM NaClを含む)で希釈した方がいいのかもしれませんが、論文では150 mM NaClで溶出と書かれてあったので躊躇いがありできませんでした。
そうですね。GE(pharmacia)の方にお聞きするのもありですね。早速メールを送ることにします。
ちなみにQAE sephadexなどのカラムの平衡化は基本的には洗浄液 (50 mM Tris-HCl)でなじませるというのがどんなカラムでも一般的でしょうか?今回のQAE sephadex A-25はpremadeのカラムではなく、マニュアルでカラムにつめたものを使用しています。 |
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