経験上、知識はあるけど実践的「基本のき」が理解・認識出来ていない方が多かったので、infomaticsでも生データの緻密な加工が重要なように、wetでも入念な準備・操作が必要だと教えてはいかがでしょうか。
私はwet経験がある方でも新人さんには以下のことを確認してもらっています(こだわり的なものですが)。
(1)自身の体が生化学的にも生物学的にもコンタミの原因になることを教えて、肘まで石けん洗い(操作に慣れるまで)、手のひらはアルコール消毒・場合によっては手袋着用。
(2)マイクロピペッターの操作法として、精密天秤を使ってDDW(色付きが良いかも)を計り1000uL,100uL,10uL,1uLの見た目の量を把握させる。使用済チップの廃棄法。
(3)滅菌マイクロチューブ・遠心管の取り扱い(取り出し方、蓋の開け方・取り扱い・閉め方)、滅菌ピペットの取り出し方・使用法(触っても良い所とダメな所)。アスピレーターの使用法。
試薬の調製法も教えますが、それはある程度操作ができるようになってからですね。 |
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