WBのライセート調製について教えてください。
現在市販のRIPA buffer (PIERCE, Cat:89900)にHalt protease&phosphatase inhibitor cocktail(Thermo, Cat:78840)を入れたbufferで培養細胞からのライセート調製をしています。(5x105 to 1x106 cells / RIPA 100uL) 。
幾つかの細胞ではbuffer添加後ライセートが粘稠になり、遠心しても除く事が出来ません。DNAが溶け出しているのだろうという事で、ライセートを29Gの針に通したりもしていますが、少し吸いやすくなった程度で、サンプルバッファーを入れて加熱すると、また粘稠になり、結局電気泳動の際にサンプルをアプライするとウェルの中にスムーズに落ちて行かず、ピペットチップにくっついて、うまくアプライ出来ません。DNAを処理する方法として超音波、DNaseなどがあることを知りましたが、いずれも今のラボにはありません。(諸処の事情によりDNaseはうちのラボでは使用禁です)。何よりライセート調製はWBの最も基本的なステップだと思うので、何かもっと良い手があるのではと思い、皆様のお力を貸して頂ければと思います。
よろしくお願い致します。 |
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