結果が逆転するとはどういうことでしょう?
1日目を基準にしても曲線自体が変わることはありませんので、どちらでもよいと思います。
個人的には、1日目を基準にしてデータをとります。
AとBの材料があって、絶対値では7日目にAの方が値が大きかったけど、1日目と比較するとBの方が7日目で多くなったということでしょうか。
Aは初期接着率が高くても増殖が抑制されるか、もしくは密度が高くなりすぎている(曲線が頭打ちになる)ということはありませんか。
細胞は指数関数的に増えていくので、細胞数(吸光度)をlogでプロットするとほぼ直線になります。
吸光度が頭打ちになると、培養後半では直線から外れてしまいます。
また、試薬の検出限界もあるので、1日目と同じ反応時間だと細胞数が多い場合は長過ぎる可能性もあり、検出限界を超えているかもしれません。
直線性が確保されている箇所で倍加時間をもとめると、実際の増殖性がわかります。 |
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