いつも拝見させていただき、学ぶことが大変多く勉強になっております。
今私はある遺伝子Xのノックアウト293T株とその親293T細胞間での細胞の表現系解析をしています。
タンパク質Xはタンパク質Aの細胞外分泌を抑制する働きがあります。実際westrenで細胞内タンパク質Aがノックアウト細胞で減少していることが確認されました。タンパク質AのmRNAはXノックアウト如何に関わらず、一緒でした。
そこで当然Xノックアウト293T細胞でタンパク質Aの細胞外分泌をみたいのですが、そもそもXノックアウト細胞ややや細胞の増殖が遅いです。
たとえば、day 0に1x10E6 cellsをまいて、day 5に培養上清を回収するとなると、エンドポイントのday 5ではそもそも細胞の絶対数がWTの方で多く、KOの方では少ないです。
細胞内タンパク質のwesternの場合にはloading controlでGAPDHやらActinやらで補正できますが、細胞外に分布されたものとなるとどうやって解釈といいますか、データを取り扱ったらよいのか自信がありません。
細胞外に分泌されるようなloading controlがあればいいんでしょうけど・・ |
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