おおさんの初めの書き込みで気付いたんですが、あのガスケット、そもそも昔はラバータイプだったんですかね…?スタンドの数が足りなくなって隣のラボに借りに行った時に、あまりにペッチャンコのガッチガチなガスケットに「何だこれ!こんなんもうゴムじゃねーか!!」とか思ってたんですが、何のことはないそもそもゴム製だったんですね。(でもそれは抜きにしても真っ黄色に黄ばんで、ベットベトでもうスタンドから剥がせないような状態だったので、彼らのが劣化著しいのは間違いないと思いますが…)
それはさておき、最初の書き込みではガスケットを新調すれば完璧、二度と漏れることはなくなるでしょう的なこと書いたんですが、ガスケットとガラス板を新調してからは実際自分でやっていて漏れることは一切なくなったものの、undergraduatesとかはたまに漏らしたりしているのも見かけるので、apeさんが「あまり効果なかった」とおっしゃっている通り、新品にしたからと言って完璧ではないかもしれないので、あまり過度な期待をされない方がいいかもしれません。
よく見る学生の漏れの原因は、緑のスタンドにゲルのカスが固まっていたりして、真っ直ぐにゲル板をセットしたつもりがゲルカスに引っかかって微妙にゆがんでいた、といったことが多い気がします。ゲル板底部をフラットにセットするのが何より重要で、新品のガスケットできっちりフラットにセットすれば、恐らく漏れはなくなるんじゃないかと思いますが…(が、こう書くと「apeさんは雑に扱っているから漏らしている」と同義になってしまうのであまり声高に主張はできませんが…)。
洗い方に関しては、今の所長期間新品同様の質を保てているとは思うものの、ガスケット博士ではないのでBio-Radに聞いてみました(水のリンスで十分か、それともsqueezeした方がいいか)。回答がこちらです。
It is made from a thermoplastic material that swells when soaked in water. Since this swelling affects the size of the gasket, we recommend that the gasket be clean and dry before casting gels.
I admire that you take such good care of your equipment! I imagine that the gaskets will air-dry more quickly if they are squeezed between paper towel after a water rinse. But we have not tested this. By the next morning the gaskets should be dry anyway.
…割と情報量のないしょぼい回答な気がしないでもないですが、まぁ水のリンスで表面の汚れを落とせば十分と考えて良さそうですね。個人的には、水を流しながら指で優しく表面を拭って、気持ち軽くつまんで内部の液を出してやってる、みたいな感じで、洗い後は特に拭いたりせずそのまま風乾しています。使用後放置さえしなければ割と長くもってくれるものだと思います。参考になれば幸いです。 |
|