ほかの方も指摘をされていますが、サンプル量が多すぎるという可能性があります。
RNeasy Mini KitのRNA吸着量は最大100 ugと記載されており、suzukiさんの
情報が正しければ肝臓20 mgに含まれるRNA量は上限を超えています。
この場合、組織等に含まれる物質によって、カラムへのRNAの吸着が阻害され
る可能性もあるかと。
また、RNA量が少なくて逆転写ができないとのことですが、それはsuzukiさん
の実験上RNA量を1000 ngに統一しなくてはならないという意味でしょうか?
私の経験上、添加するRNA量が1 ugを超えてはならない (過剰量のRNAにより
逆転写効率が下がるため) ということはありますが、少ないから出来ない
ということはありません。
もっとも、少なくて目的のRNAを検出できないという可能性はありますが。
さらに言えば、RNA抽出をスピンカラムに頼る必要もないのでは?
たしかにキットは便利ではありますが、それを使わなくてはならないなどと
いうこともありません。
また、基礎的な技術を知らなければ問題を解決する力も尽きませんからね。
とにかく、ここまでの流れを見る限りもう少々基礎を学ばれたほうが良いと思います。 |
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